Hilo blog 11/04 菜食主義

2010-11-04

ちょっと”偽”菜食主義を一ヶ月程実践していました。
”偽”とわざわざ書いたのには理由があります。

菜食主義、いわゆるベジタリアンにはいくつか以下の分類があります。

                          動物肉 魚介類甲殻類      卵        乳製品        蜂蜜
ラクト・オボ・ベジタリアン                 ×                      ○           ○              ○
ラクト・ベジタリアン                    ×                     ×           ○              ○
オボ・ベジタリアン                      ×                     ○           ×              ○
ヴィーガン                           ×                     ×            ×              ×

自分の場合は魚類は食べていたので、ベジタリアンの方には怒られますね。
ですので、わざわざ偽とつけた訳です。
ベジタリアンの分類方法や実践の仕方には細かく厳格な規定があるので、ここでは述べません。というか私ごときが述べられません(苦笑)

今回の食事制限で、他に食べてはいけない物は
・コーヒー・紅茶等のカフェインなどの刺激物を含むもの
・牛・豚等の肉類
・お酒
・乳製品
・スパイス類
・食事は腹6分目

以上です。

いわゆる精進料理に近いでしょうか。
食いしん坊の自分にとっては、かなり辛い制限です。

何故こんな事をしたのか?

鍼灸の勉強会で、身体の感覚を鋭敏にするには食事制限を一回やると良い。
と言われ、上記の内容を伝えられたのです。
「一定期間くらい自制心を持った生活をしなければダメだよ。」
という言葉も大きく自分の背中を押しました。

何事も実践。
やってみなければ分かりませんから、即実行となったのです。

結果としては・・・

身体が軽い!
これが第一印象です。3日目くらいから身体の感じ方は確かに変化してきます。余計な物が落ちていく感覚です。
うーん、断食道場に行く人の気持ちも分からないではないな、と納得しました。
現在でもその感覚は続いています。

一ヶ月が過ぎた今では肉も食べますし、お酒も飲むのですが以前と比べてその量はかなり減りました。
食事制限の生活を経て、いかに今まで好き勝手に食事をして来たかを思い知ったからです。

現代の生活では、お金を出せば好きな物を好きなだけ食べ続ける生活は可能です。
しかし、こんな生活が出来るようになったのも、ここ100年くらい。
しかもごく一部の先進国のみです。

何でも手に入る現代日本だから、ダイエットとは違う我慢するのでもない自制心を持った食事の重要性を認識を実感しました。

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