Hilo blog 7/29 被災犬と散歩

2011-07-29

東日本大震災後の収束は全く見えないばかりか、牛肉の汚染などますます被害は拡大しています。

現地では人間はもちろん、ペットも被害を受けている訳ですが法律上は「物」ですし人間が優遇されるのは仕方ないのは事実です。

先日はそんな被災犬・猫を保護している団体
UKC JAPAN アニマルレスキュー
http://ameblo.jp/dog-rescue/
へボランティアに行ってまいりました。

昔からの友人である獣医がお手伝いしておりまして、
「犬とか大好きだよね?人手足りないから是非手伝ってよ!」と言われ伺ったわけです。

場所は茅ヶ崎駅からバスで25分程。
動物の鳴き声や匂いの問題もあるので、住宅街には構えられないのですね。色々と場所選びから大変そうです。

ボランティアで行う主な事は
・犬の散歩
・犬・猫舎の掃除
ですね。

犬の散歩といっても、全部で200頭いますから大変です。
可愛そうですが一頭々に多くの時間はかけられないのが現実。
排泄をさせて、しばらくしたらすぐに戻らなくては到底全部のお世話は終わりません。

それでも、リードを持って迎えに行くと全身で喜びを表してくれます。
「次?次なの?やっと僕の番なの?やったー!」
という感じで飛びついてくる子も居ます。

そして短い散歩が終わって帰る時、わがままを言って抵抗する子が一頭もいないのです。
ちゃんと聞き分けよく犬舎に入っていきます。
自分の立場がわかっているのでしょうか・・・・
切なくなってきますね。

この犬猫達が飼い主の元へ帰る日が来る事を願わずにはいられません。

代表の方も
「興味ない人から見たら、犬なんてという方も居られるでしょう。
だけど、現地で心底参っている飼い主にもう一回この犬や猫と一緒に暮らせるように頑張ろう。とほんのちょっとだけでも希望を与えられたら良いと思っている。」
と語られた言葉がすごく心に残っています。

翌日は20頭以上も散歩をしたおかげで、いつもは使わない所が筋肉痛になりましたが、この作業を炎天下でも雨が降っても毎日行う方々が居るのです。
本当にご苦労様です。

自分もまた行きますからね!

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