Hilo blog 7/17 初めての感動お忘れなく

2012-07-17

サクソフォンの練習を始めました!
小学生の頃、山下達郎の間奏に流れる華麗なサックスのソロを聞いて以来、ずっと憧れだったのです。

実は高校生の時は吹奏楽部に入っていて、クラリネットを吹いていました。
それなのに、何故今頃になって始めたのでしょう?

自分の高校の吹奏楽部ですが、全国大会に常連で出るくらいの強豪校でした。
初心者で入った自分にはきつかったですね~

部活を思い出すと、辛くて厳しい毎日しか思い出せません。
先輩も怖くて厳しかったし、求められる事も椅子の並べ方から挨拶まで物凄く細かく決められていました。
朝練・昼練・夜遅くまでずーっと練習。
三年間で一回も音楽を楽しいと思った事はありません。
音楽とは音程、音色、タイミング、強弱を合わせて完璧な演奏をするための修行でした。

そんな訳で、三年間やり終えた後はすっかり音楽に嫌気がさしてしまいました。
楽しんで演奏する事が出来なくなってしまったのです。

しかし、最近同じ鍼灸師仲間と食事をしていて、偶然ですが吹奏楽部出身者が何人か居り、久しぶりにその話で盛り上がり、ふと思いました。

「あ~、憧れだったサックスを吹きたくなってきたなぁ。」

そんな訳で、近くの音楽教室に体験入学してきましたが・・・
楽しい!楽しすぎる!
ただ音階を吹いてるだけなのに、ずっと憧れていたサックスの音を出しているだけで嬉しくなってしまいました。

この初心を忘れてはいけないですね。
鍼も初めて自分の足に痛くなく刺せた時の感動。
柔術着に袖を通しただけで強くなったようで楽しくてしょうがなかった事。

こういう感動は忘れてはダメですね。

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