刺絡(しらく)療法

身体の中の瘀血(おけつ)を出し
血(けつ)と気の巡りを良くし
様々な症状の改善を目指します。

何千年前から存在する施術方法です。

中医学の身体を構成する3つの要素
気(き)・血(けつ)・水(すい)の内の1つ
瘀血(おけつ)と呼ばれる、血の巡りが悪くなることによって生じる不調。

それを改善するのには刺絡療法、あるいは刺絡鍼方とよばれる施術が最も適しています。

 

【井穴(せいけつ)刺絡】

爪のすぐ脇にあるツボを別名「井穴(せいけつ)」と言います。
このツボに刺絡を行うことで様々な疾患に対応できます。
自律神経を整える、あとはアトピー性皮膚炎は風邪の発熱
扁桃腺炎などの「炎」が付く疾患に著効します。

 

【皮膚刺絡】

肩や腰などに強いコリがあり辛い箇所に皮膚刺絡を行います。
毛細血管に溜まっている瘀血を除くことにより非常に楽になります。

 

【細絡(さいらく)刺絡】

イトミミズのような血管
中医学では細絡(さいらく)と呼び
これは氷山の一角のようなもので、下には瘀血(おけつ)があります。
この細絡に対して、正確に刺絡をしていきます。

 

※鍼灸施術の中で行っていきますので、刺絡単体での価格設定はありません。

※この鍼方は昭和22年制定された「あん摩、はり、きゆう、柔道整復等営業法」という、現行法の基礎となる条項の禁止事項から瀉血(いわゆる刺絡療法)が削除され、以降は合法であります。

また、2005年6月本会中に内閣総理大臣(小泉純一郎)に刺絡鍼方について質問があり、「刺絡鍼法は法律に定められた鍼の手技に含まれる」と回答されました。

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